クリプトの「熱狂」と「跡地」
昨年の今頃はAI Agentを毎日触っていたのを思い出しました。今は予測市場です。クリプトはほんと移り変わりが早い💦
週末なので、過去の主要なトレンドを個別に解剖し、一過性の流行で終わるものと、時代を超えてインフラとなるものの決定的な違いを分析しました。
L1戦争、DeFiサマー、NFT、GameFi、そしてAI AgentやMemecoins。私たちは何度も、期待だけで価格が上昇し、実需が追いつく前に暴落するサイクルを経験してきました。(「今回は違う」という言葉を何度聞いたか・・)
しかし、ブームが去った後も、生き残って継続しているプロトコルが存在します。
1. インフラとして定着した「勝者」たち
熱狂が去った後、社会実装された領域です。
DeFi Summer (2020):「銀行不要の革命」というナラティブは、Yield Farming(流動性マイニング)の熱狂を生みました。無数のコピープロジェクトは死滅しましたが、UniswapやAaveといったトッププロトコルは、現在も数十億ドルの資産を預かる「金融インフラ」として完全に定着しています。
L1 Wars (2021):Ethereumの手数料高騰を背景に、Ethereumキラーとして代替チェーンが乱立しました。結果は明暗が分かれ、Solanaのように強力な開発者コミュニティと独自の強みを持つチェーンだけが復活し、ETHの対抗馬としての地位を確立しました。
RWA (Real World Assets):派手なブームではありませんが、世界的な金利上昇を背景に、米国債などをオンチェーン化する動きは最も堅実です。BlackRockなどの参入により、「実需」が牽引する形で市場規模は右肩上がりです。
2.「幻滅の谷」で変容を模索するもの
期待が剥落し、新たな価値を模索している領域です。
NFT Summer (2021):デジタル所有権への熱狂で、CryptoPunksをはじめとして、Bored Apejなどのpfpなどの取引量は一時爆発しました。
現在はピーク比-90%以上の取引減となったが、投機対象から、アートの歴史に名を刻んだCrypto Punks、Pudgy Penguinsのような「IPビジネス」や企業の会員証技術への応用などが生き残っています。
GameFi (P2E):「遊んで稼ぐ」モデルは、持続不可能な経済設計により破綻しました。生存率は極めて低いです。現在は「稼ぐ」ことよりもゲームとしての「面白さ」を優先した次世代プロジェクトが、再起を図っている段階です。
3. 現在進行形の熱狂と、選別の基準
今まさにバブルと選別の渦中にある領域です。
Memecoins:技術や実需を無視した、純粋なアテンション・ゲーム(注目を集めた者が勝つ)です。99.9%は無価値になりますが、生き残った上位のコイン(DOGE, PEPE, WIF, BONK等)は、熱狂的なコミュニティを持つ「インターネットの文化資産」として、独自の地位を築きました。
AI Agent:「自律的に稼ぐAI」への期待が集まっています。現在進行形で激しい選別が行われており、単なる会話Botは淘汰されています。「自律的に財布(Wallet)を管理し、経済活動を行える」実用的なエージェントだけが、経済圏を維持し生存しています。
4. 歴史的文脈を持つ、不可逆的な潮流
一過性のブームではなく、根源的な需要に基づき進化を続ける領域です。
Privacy(プライバシー):これは新しいトレンドではなく、ブロックチェーン誕生以来の悲願です。「全ての取引が全世界に公開される」というパブリックチェーンの特性は、ビジネスや個人の利用において致命的な欠陥でもありました。
Tornado Cash等の規制を経て、現在はZK(ゼロ知識証明)技術などにより、「コンプライアンスを遵守しつつ、必要な情報を秘匿する」ための必須インフラとして、着実に実装が進んでいます。また、今年のzcashの価格の上昇は期待値と実需の合わさったものでしょう。
Prediction Market(予測市場):未来の結果に賭ける行為は、人類最古の慣習の一つです。PolymarketやKalshiは、この人間の本能をグローバルな市場に乗せました。米大統領選のような巨大イベントは、単なる賭けの場としてだけでなく、既存メディアの世論調査よりも迅速で正確な「世界の不確実性を測る情報インフラ」として機能することを証明しました。現状はハイプかもしれませんが、イベント後も、その有用性に気づいたユーザーが定着し始めています。
結論:熱狂の後に何が残るのか
クリプトの典型的なプロジェクトは従来、事業開始から1-3年程度でトークンを上場させてきました。これは、市場が「未来の可能性(期待)」を価格に織り込んで取引をしていることを意味していました。しかし、そのプロジェクトの実需がそれに追いつくには年単位の時間が必要です。
トレンドの波が引いた後、そのプロジェクトが生き残る条件は3つあると思います。
・カネ(Cash Flow):プロトコルとして収益を上げているか。(DeFi, Infra)
・文化(Culture):価格が下がっても支え合う強固なコミュニティがあるか。(Meme, Top NFT)
・機能(Utility):代替不可能なツールやインフラとして使われているか。(Privacy, Pred Mkt, RWA)
次のナラティブがきた時に、この3つのいずれかの「骨格」や、それになり得るものが存在するかを見極める視点が重要となるでしょう。


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